残すところ公立高校入試まであと2週間となりました。本番に近づくにつれて生徒の顔に不安や焦りが見えてきています。それは受験勉強を頑張っている証拠でもあります。我々も不安を少しでも取り除くべく、サポートをしてまいりますのでよろしくお願いします。
さて、多少の不安は良いこととされますが、受験直前になると強い不安から精神面に大きな負担がかかり体調が崩れやすくなります。そこで今回はこれ以上不安を募らないようにするための3つことをご紹介します。
×根拠のない情報をあてにする
入試直前になると、「今年度の入試は難しい」「推薦入試であまり人数を取らない」など、どこから入手してきたかわからない不確かな情報が出回ります。そのような情報を真に受けてしまうと不安がいっそう募ってしまいます。確かな入試情報を知りたいなら、教育委員会の公式ホームページやその道のプロから入手しましょう。
×全部解こうとする
愛知県公立高校の入試は受験校がどこであろうと全員同じ問題を解きますが、合格基準点は高校ごとに違います。全体の8割以上取らないと合格が見込めない高校もあれば、5割取ってしまえば合格できる高校もあります。なので、残り2週間の受験勉強でやることは合格基準点を超えるにはどの問題を落とさないようにするかを把握して、確実に解けるようにすることです。逆に言うとそれ以外の問題は解かなくていいのです。同じ高校を受験する人たちは自分と同じような学力の人が多いので、自分が解らなければ周りもわからないと思えばよいのです。受験本番では取るべき問題を確実に取れているかどうかで差が生じます。
×他人と比べる
受験直前は特に、「自分は実力がついているのか…」、「このままやって志望校に合格するのか…」といった不安からどうしても周りのことが気になってしまいます。友だちと情報交換をする中で、自分より志望校判定が高かったという事実を知ってしまうとますます不安に陥ってします。受験する高校が違えば、得意科目や分野も人それぞれ違うので比べても仕方ありません。周りがどうであろうと自分が合格するにはどうすればいいかを考えて残り2週間を過ごしましょう。