愛知県の公立高校の入試は、筆記試験22点×5教科=110点満点と内申点×2=90点満点に加え、面接試験や調査書から総合して選抜します。当日の筆記試験の出来はもちろんのこと、内申点を2倍するように学校生活の評価も重視しています。受験当日、筆記試験は問題の相性や緊張から目標点数取れるかわからないですが、内申点は持ち点として既に分かっているので、それが高ければ筆記試験で取れなかった分もカバーすることが可能です。
新年度が始まって早々、この話は早いと思われる方がいるかと思いますが、
そんなことはありません‼
前期・後期制の三河学区は評価回数が年2回しかなく、後期の評定(学年末)は年間の総合評価となります。さらに夏以降は多くの3年生が部活を引退し受験勉強に取り掛かるのでテストの順位はそう簡単に上がりません。ということは内申点を上げるチャンスは実際のところ4月から9月までの前期の1回しか(6月のテストと9月のテストしか)ありません。
4月から…?
そうなんです。もう始まっているのです‼
内申点を上げるには2つポイントがあり、定期テストで高得点を取ること、授業態度を良くすることです。テストで高得点を取るには勉強量を増やし、理解度を上げればいいのですが、授業態度を良くすることが意外と重要で、通知表の関心・意欲・態度の欄がA(◎)でないと、テストの点数が良くても内申点4〜5がつかないことがあります。それなら、学校の授業を真面目に受けていれば評価が上がるのかといえばそんな簡単なことでもありません。
というのもテストの点数はそのまま数値化できるので評価しやすいですが、授業態度はどうしても先生の主観が入ってくるので数値化が難しいのです。また、中学校の先生は同じ学年団として3年間同じになることが多く1.2年時のイメージがそのまま引き継がれてしまうため、イメージが良くなかった場合それを覆すには相当頑張らなければいけません。
では、どう頑張ればよいのでしょうか。
次回は内申点を上げるためのちょっとしたコツをお伝えします‼