実際に講師としても立っていますので、
塾生の方は私を知っているかと思いますが、今日は「なぜ学習塾を始めたのか」
そこをお話したいと思います。
大学1年の時。当時私はファミリーレストランで働いていたのですが、その店舗は約700店のうち50位~70位でした。ある日、上司の方が「1位をとったら焼肉ご馳走しよう!」という、とんでもない目標を私達に与えました。
当時より私は「自分から発信すること」に意欲的で、その目標を与えられた時は正直燃えました。その日からどうしたらもっと良くなるかを考え、周りのスタッフと話し合い、動いて行きました。
結果として全国1位を取ることができ、私達スタッフは美味しいお肉を食べることが出来ました。
その時は大変でしたが、それと同時に気づきも生まれました。周りのみんなが自分の行動を認めてくれ、みんなで同じ方向を向いて行動を起こすことで、この時目標を達成したように、結果が生まれるということです。
大学生時代の私のまわりは、みんなバイトをしていたのですが皆口を揃えて「忙しい、嫌だ」と言い、社会人の先輩の口から出る言葉はネガティブなものが多かったですが、私はその、忙しくても全員で目標を達成することが楽しかったんです。
独立を考えたのはそこがスタートだったように思います。
自分でチームを作って頑張りたい。
もっと全員が本気で頑張って、全員で目標を目指したい。
0(ゼロ)から1(イチ)をつくれる人間になりたい
これが最初のキッカケでした。
学生時代に家庭教師のアルバイトをしていたのもあり、
子供がぐんぐん成長していくことは単純に嬉しかったですし
学習塾をやりたいと決めた理由の一つでもあります。
またその他にも、当時の学習塾と呼ばれるものを見ていて感じたのが、
“ちゃんと経営と向き合っていない塾が多い”ということでした。
というのは、大学の頃から会社経営に魅力を感じていたので、
大学を卒業後いちど飛び込みの営業職に勤めたことがあるんです。
大変でしたが充実しており、楽しかったです。
それがどう、結びつくのか?
私は大学は教育学部でしたので、教育と経営をイコールすると『学習塾しかない』
となったのです。とてもシンプルですよね、それが分かり、すぐ行動へと移して行きました。
はじめはFCから始めました。物件から探すので大変でしたが、
仕事も分かってくるとやればやるほど面白くて全然苦ではなかったです。
半年が経ったくらいに、有名な塾の方とお会いする機会に恵まれました。
すごく面白いブログを書いている方で、一度お会いしたい・授業風景を見てみたいと電話で伝えたところ
正直に驚かれまして、怒られました…いないですよね、同業の方からとか(笑)
ですが話しているうち、私自身の学校の先輩だったと分かり、お会いすることができました。
塾論を聞かせていただいたり、塾生の精神力UPのイベントに招待していただいたりと、新たな塾講師との出会いもありました。
そこで多くのことを学ばせて頂き、現在きら塾で行われている「模擬授業」も当時のご縁があったからこそ生まれたものだと感謝しています。
また、「塾人」としての知識を得るために修業期間があったのですが、その期間がなければ今の私は無いんではないか?と思えるような出会いが多数あり、多くのことを吸収できました。
自分の塾との往復でしたのでとにかく大変ではありましたが、現在の私を形成してくれたとても貴重な経験だったと思います。
私が目指すのは保護者目線の学習塾です。
「誰よりも生徒の味方になりたい。」「誰よりも生徒に笑ってほしい。」
そう考え、教室運営をしています。
そう考えるようになったのは、私自身に息子が出来たことがキッカケです。
以前の私は、いかにテストで点を取らせるか、いかに上位の志望校に進学させるか
ばかり考えている塾講師でした。
もちろんこれらは、塾講師として大事な仕事のひとつです。
ですが息子が産まれてきてくれた時、笑ってくれるだけで嬉しかったんです。
小さな手で私の袖をぎゅっと握る・・・その仕草たまらなく愛おしかった。
これ以上何もいらない、そう思ったのです。
親の愛情というものを理解した瞬間でした。
両親の愛情を生徒の一人ひとりがいっぱいに受けながら育てられ、
私の目の前に来てくれている。
たくさんの現場を見て感じたことは、良いこと、悪いことと様々でした。
だからこそ私は、皆星ゼミナールは、そのお手伝いがしたい。
勉強を通じて、第2の保護者になりたいんです。
時には厳しいことを言うかもしれません。時には全力で叱るかもしれません。
けれどそれ以上にたくさんのことを子どもたちに伝えます。
生徒の一人ひとりにまっすぐ向き合い、声に耳を傾けていきます。
ぜひ私たちに大切なお子さんを預けてくださいませんか?
★山梨大学教育人間科学部卒業 1985年5月29日生まれ
★株式会社KyoMi代表取締役社長
★皆星ゼミナール塾長
史上最年少で教室長となり、就任1年目で中3・高3の生徒全員を志望校へと合格させる。
2年目では、それが口コミを呼び中部地区3位の人気教室へと成長させる。
現在では3年連続100%第一志望合格を継続中。
小・中・高」の個別指導塾にて塾長として勤務するかたわら、一般財団法人日本プロスピーカー協会(JPSA)にてアシスタントプロスピーカーとして活躍。
大学時代は数学科にて代数学を専攻し、「多項式」について研究。
またその頃より会社経営に強く魅力を感じ、「学校教育外での教育のあり方」を模索。そのため大学卒業後は社会を知るために営業の世界に飛び込み、販売成績日本一だった上司より、営業スキル、マインド、ノウハウを学ぶ。それらを生かし自分も営業成績日本一を経験。しかし、営業を続けるうちに感じたのは、自分が人生をかけて成し遂げたいものは、営業ではなく「こども教育」にあるということ。
それが経緯となって、現在では皆星ゼミナール塾長として活躍している。